“よぶこどり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
呼子鳥71.4%
喚子鳥28.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
真諦しんたい之事、八三鳥さんちょう呼子鳥よぶこどり百千鳥ももちどり稲負鳥いなおおせ)之大事、九鳥之釈、十鳥之口伝、十一一虫、十二虫之口伝、十三三才之大事、十四秘々、十五桜歌之口伝、十六重之重附古歌之事、十七土代どだい
中世の文学伝統 (新字新仮名) / 風巻景次郎(著)
呼子鳥よぶこどりおぼつかないで尚床し
木曽道中記 (旧字旧仮名) / 饗庭篁村(著)
生駒いこま郡竜田町の南方に車瀬という処に森がある。それが伊波瀬の森である。喚子鳥よぶこどりは大体閑古鳥かんこどりの事として置く。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
世のつねに聞くは苦しき喚子鳥よぶこどり声なつかしき時にはなりぬ (巻八、春雑、坂上郎女)
日本精神史研究 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
既に出した、大伴坂上郎女の歌に、「よの常に聞くは苦しき喚子鳥よぶこどり声なつかしき時にはなりぬ」(巻八・一四四七)とやや似て居るが、家持の方が単純で素直である。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
平常よのつねくはくるしき喚子鳥よぶこどりこゑなつかしきときにはなりぬ 〔巻八・一四四七〕 大伴坂上郎女
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)