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ようすこう
ふりがな文庫
“ようすこう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
揚子江
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
揚子江
(逆引き)
水は黄色く濁った全くの泥水で、
揚子江
(
ようすこう
)
のそれによく似ている。黄色い水の中に折々
饀
(
あん
)
のような色をした黒いどろどろのものも交っている。
細雪:02 中巻
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
彼等の枕に響いたのは、ちょうどこの国の川のように、清い
天
(
あま
)
の
川
(
がわ
)
の
瀬音
(
せおと
)
でした。支那の
黄河
(
こうが
)
や
揚子江
(
ようすこう
)
に似た、
銀河
(
ぎんが
)
の浪音ではなかったのです。
神神の微笑
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
もし漢青年が
今日
(
こんにち
)
のように
切迫
(
せっぱく
)
した時局を知ったなら、彼は
立
(
た
)
ち
処
(
どころ
)
に
故山
(
こざん
)
に帰り、
揚子江
(
ようすこう
)
と
銭塘口
(
せんとうこう
)
との下流一帯を
糾合
(
きゅうごう
)
して、一千年前の
呉
(
ご
)
の王国を興したことだろう。
西湖の屍人
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
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