“ややもす”の漢字の書き方と例文
語句割合
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おもうに彼みずからその短所を知りたるか。彼は四角なるフランクリンなり、彼は主我的にして、ややもすれば究屈なる諸葛孔明しょかつこうめいなり。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
衆およそ三万五千、馬匹ばひつ千三百、旌旗せいき天をおおい、鼓声こせい地に震う。一藩の政、その利害の及ぶ所小、故にややもすれば改革行われやすし。一天下の政、その利害の及ぶ所大、故に較れば行われ難し。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)