“やつごろ”の漢字の書き方と例文
語句割合
丑刻頃100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
成し馬は外につないで有る樣子なり重四郎是を見て此者が金飛脚かねひきやくにて今夜子刻過こゝのつすぎ丑刻頃やつごろには立つと云ふはなしなればあけ寅刻過なゝつごろには鈴ヶ森へ懸るは必定なりどくくらはゞ皿迄さらまでと云ば今宵彼を殺害ころしして金を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
何ごころなく聞に一人の男コレ彌兵衞さん然樣ならば今日は御立で御座るかと云ば彌兵衞ハイ此度このたびは私しが立番たちばんで御座い升最早もはや今夜子刻こゝのつには出立なれど丑刻頃やつごろには成ませうと言にをとこそれは/\御苦勞若々もし/\彌兵衞さん此節は道中で油斷ゆだん
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)