“やぎょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
夜業80.0%
夜行20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
探険の結果、これは怨霊のほかに、理由がつかないと決定した夜のこと、旦那どのは、夜業やぎょうをしている情婦おんなのところへ行って、遂に引導いんどうの言葉を渡してきた。
夜泣き鉄骨 (新字新仮名) / 海野十三(著)
どこの小頭こがしらの家でもそうであるが、夜業やぎょう朝業あさぎょう遠出とおでなどの荷役のときには、五十人前——百人前という弁当をつくることが稀でないので、炊きだしの整備はととのっていた。
花と龍 (新字新仮名) / 火野葦平(著)
前後を照らす明りをうけた盛観は、むしろ夜行やぎょう鬼女きじょむらがりかとも凄かったのです。
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)