“よなべ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
夜業82.1%
夜延12.5%
夜作5.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おじいさんは、また、自分じぶんからはたらいて、さけわねばならなくなりました。そこで、よるはおそくまで、夜業よなべをすることになりました。
こまどりと酒 (新字新仮名) / 小川未明(著)
近常さんは、娑婆しゃば苦患くげんも忘れてしまって、ありしむかしは、夜延よなべ仕事のあとといえば、そうやって、お若い御新造さんのお酌で、いつも一杯の時の心持で。
夜作よなべをしてゐるのであらう。
猫と庄造と二人のをんな (新字旧仮名) / 谷崎潤一郎(著)