“やきゅう”の漢字の書き方と例文
語句割合
野球100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
正（しょう）ちゃんは、いまに野球（やきゅう）のピッチャーになるといっています。それで、ボールをなげて遊（あそ）ぶのが大（だい）すきですが、よくボールをなくしました。
ボールの行方 (新字新仮名) ／ 小川未明(著)
原（はら）っぱで、野球（やきゅう）をするときに、ピッチャーをしている真坊（しんぼう）のいうことを、みんなは、だまって聞（き）きながら、承認（しょうにん）しなければなりませんでした。
真坊と和尚さま (新字新仮名) ／ 小川未明(著)
彼（かれ）は、このごろ、やっと、ひろびろとした、原（はら）っぱで、野球（やきゅう）のできる喜（よろこ）びを思（おも）い起（お）こして、不幸（ふこう）な祖国（そこく）のきゅうくつな現状（げんじょう）を悲（かな）しまずには、いられませんでした。
太陽と星の下 (新字新仮名) ／ 小川未明(著)