“めいげん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
瞑眩40.0%
明言30.0%
明眼10.0%
迷眩10.0%
鳴弦10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
瞑眩めいげんのうちに陶酔を感じながら空壜をおっぽり出すと共に、またそこいらをガラガラひっかき廻しているうちに、ふと、折込みの舶来のガラス鏡を発見し
大菩薩峠:34 白雲の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
コロボツクルの用ゐたる遮光器の原料げんれうは何なりしや、明言めいげんし難けれど面の彎曲にかなふ樣に作られたると
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
それを取ることは明眼めいげんの人の義務であって、人のためでもない自分のためでもないという心からでした。
大菩薩峠:06 間の山の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
しばしば迷眩めいげんを感ずるようになったのは、それからのことである。そういう状態が一進一退して、長いことかれを苦しめ抜いた。そのかんにあってかれの生活も思想もおのずから変って来た。
高倉天皇の御脳おもらせたもう折、信濃守遠光朝臣しなののかみとおみつあそんが、紫宸殿ししんでんの庭で鳴弦めいげんをつとめたところ、めでたく御平癒あって嘉賞され、永く「王」の字を家紋とすべき宣旨をくだされた。
(新字新仮名) / 山本周五郎(著)