“みるひと”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
看官50.0%
観人50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
(次三郎とは本間のこと、第一回より三回の間に出でて毒を飲みたる病人なり。鎌倉より東京のことなれば、さと看官みるひとの眼も届くまじとて書添え置く。)
活人形 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
即ち作者は圓朝若き日のそが悶々の姿をば、いささか写し出さむと試みたりけり。拙筆、果たしてよくその大任を為しおわせたるや否や。看官みるひと、深く咎め給わざらむことを。
小説 円朝 (新字新仮名) / 正岡容(著)
観人みるひとぐんをなして大入なれば、さるの如きわらべどもにのぼりてみるもあり。小娘ちひさきむすめざるさげ冰々こほり/\とよびて土間どまの中をる。ざるのなかへ木の青葉あをばをしき雪のこほりかたまりをうる也。
観人みるひとぐんをなして大入なれば、さるの如きわらべどもにのぼりてみるもあり。小娘ちひさきむすめざるさげ冰々こほり/\とよびて土間どまの中をる。ざるのなかへ木の青葉あをばをしき雪のこほりかたまりをうる也。