“みとやしき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
水戸屋敷50.0%
水戸邸50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
安政二年あんせいにねん十月二日じゆうがつふつか江戸大地震えどだいぢしんおいて、小石川こいしかは水戸屋敷みとやしきおい壓死あつしした藤田東湖先生ふぢたとうこせんせい最後さいごと、麹町かうじまち神田橋内かんだばしない姫路藩邸ひめぢはんていおい壓死あつしした石本李蹊いしもとりけいおう最後さいごまつたおなてつまれたものであつた。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
わたくしは幼い時向島むこうじま小梅村に住んでいた。はじめの家は今須崎町すさきちょうになり、のちの家は今小梅町になっている。そののちの家から土手へくには、いつも常泉寺の裏から水戸邸みとやしきの北のはずれに出た。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)