“みちざね”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
道真87.5%
道眞12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
(同月七日従二位にすゝみ玉へり)此密事みつじいかにしてか時平公のきゝにふれしかば、事にさきんじて 帝にざんするやうは、君の御弟斉世ときよ親王は道真みちざねむすめ室適しつてきして寵遇ちようぐうあつし。
初めの二三年の間は右大臣に菅原道真みちざねが控えていたゝめに多少牽制けんせいもされたけれども、昌泰四年の正月にその政敵をおとしいれることに成功してからは、名実共に天下のいちひとであった。
少将滋幹の母 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
阿呆あほらしい、そんな勿體もつたいないこと考へてるよつて、天滿宮さんの罰が當るんや。道眞みちざね公の臣やいうて、道臣ちふ名をつけたかてあかんなア。」
天満宮 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)