“みさかき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
御榊60.0%
神榊40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その御榊みさかきのそばへ、彼の背伸びした手がそっと白い紙包みをのせていた。
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
終って、各〻めいめいが順に、御榊みさかきをささげる。神酒みきをいただく。
梅里先生行状記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
設けられてある主人のしとねに坐るまえに、彼は、神榊みさかきの下に坐して、両手をつかえ、また退って、次の間の仏壇へもうでてをあわせた。
新書太閤記:03 第三分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
うしろの床には、伊弉諾尊いざなぎのみこと伊弉冊尊いざなみのみことの二神をまつって、そこにも一穂いっすい神灯みあかしと、一瓶いっぺい神榊みさかきと、三宝には餅や神酒みきが供えられてあった。
新書太閤記:02 第二分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)