“みがる”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
身軽64.3%
身輕32.1%
身体軽3.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「いくら、わたしが、身軽みがる方々ほうぼうびまわるからといって、どうして、うちなかのことまでがわかりましょう……。それは、無理むりというものですよ。」
三つのお人形 (新字新仮名) / 小川未明(著)
櫺子れんじの外にコツコツと格子を叩く音がする。あ之で目が覺めたのだなと思つて、お定は直ぐ起上つて、こつそりと格子をはづした。丑之助が身輕みがるに入つて了つた。
天鵞絨 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
飛沢甚内というは同列の盗賊にして、剣術、柔術は不鍛錬なれど、早業に一流を極わめ、幅十間の荒沢を飛び越える事は鳥獣よりも身体軽みがるく、ゆえに自ら飛沢と号す。
三甚内 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)