“ほめそや”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
称賛33.3%
賞揚33.3%
賞讃33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
皆々黒衣が昨日の働きを聞て、口を極めて称賛ほめそやすに、黒衣はいと得意顔に、鼻うごめかしてゐたりける。
こがね丸 (新字旧仮名) / 巌谷小波(著)
午飯ごはんをしまつて少し過ぎると、二人の従妹いとこが参り升たから蜀畑たうもろこしばたけを見せ、手製のちんを見せると、二人は慾目よくめで見る私さへ満足するほどに賞揚ほめそやしてくれ升て、私も大分得意になり
黄金機会 (新字旧仮名) / 若松賤子(著)
昨日きのうまでは督責とくせきされなければ取出さなかッた書物をも今日は我からひもとくようになり、したがッて学業も進歩するので、人も賞讃ほめそやせば両親も喜ばしく
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)