“督責”の読み方と例文
読み方割合
とくせき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
昨日きのうまでは督責とくせきされなければ取出さなかッた書物をも今日は我からひもとくようになり、したがッて学業も進歩するので、人も賞讃ほめそやせば両親も喜ばしく
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
のち敷衍ふえんして『国民之友』に掲出する十回。さらに集めて一冊となさんと欲す、遷延せんえん果さず。このごろ江湖の督責とくせき急なるを以て、咄嗟とっさの間、遂にこれをす。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)