“督弁”の読み方と例文
読み方割合
トバン100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
督弁(トバン)でも、土豪劣紳でも、苦力(クリー)でも、乞食でも。一号、二号、三号……というのは阿片、ヘロイン、モルヒネなどの暗号だ。
武装せる市街 (新字新仮名) / 黒島伝治(著)
六カ月も、七カ月も、一元の給料さえ、兵卒に支払わない、その督弁(トバン)の張宗昌は、城門附近で、自動車から、あわれげな乞食の親子を見て、扈従(こしょう)に、三百元を放ってやらした。
武装せる市街 (新字新仮名) / 黒島伝治(著)
「兵隊だって食わずにゃ生きとれねんだぞ。督弁(トバン)は一文だってよこさねえし!」
武装せる市街 (新字新仮名) / 黒島伝治(著)