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督戦
ふりがな文庫
“督戦”の読み方と例文
読み方
割合
とくせん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とくせん
(逆引き)
直義の
督戦
(
とくせん
)
となると、
麾下
(
きか
)
の将士はみな死神の
鞭
(
むち
)
を聞くように、武者肌をそそけ立てた。かならず、死人の山を越えさせるからであった。
私本太平記:10 風花帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
後醍醐は、そのおわすところの大岳の大本営で、親しく、軍事を聞かれ、ときには、武士への軍忠状まで、ご自身、お書きになるほどな
督戦
(
とくせん
)
ぶりであった。
私本太平記:12 湊川帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
督戦
(
とくせん
)
していたが、変幻極まりない武田軍の陣容は、たちまち
変貌
(
へんぼう
)
して、左右に迫り、へたをすれば、うしろ巻きしている家康自身の陣地が、浜松と
遮断
(
しゃだん
)
されそうな形になった。
新書太閤記:04 第四分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
督戦(とくせん)の例文をもっと
(6作品)
見る
“督戦”の意味
《名詞》
部下を監督しながら励まし戦わせること。
後方で前線の軍の状況を監視すること。
(出典:Wiktionary)
督
常用漢字
中学
部首:⽬
13画
戦
常用漢字
小4
部首:⼽
13画
“督”で始まる語句
督
督促
督励
督勵
督弁
督郵
督責
督促使
督姫
督率