“ほうさう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
疱瘡50.0%
蓬窓50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
二十過ぎの疱瘡ほうさうで、あの通りの顏になり、今では自分から退いて、小夜菊師匠の許婚づらもせず、唯の用心棒で我慢して居るからです、考へて見ると可哀想で
われはみづから問ひ、自から答へて安らかなる心を以て蓬窓ほうさうかへれり。わがたる群星は未だ念頭を去らず、静かに燈をつて書を読まんとするに、我が心はなほ彼にあり。
一夕観 (新字旧仮名) / 北村透谷(著)