蓬窓ほうさう)” の例文
われはみづから問ひ、自から答へて安らかなる心を以て蓬窓ほうさうかへれり。わがたる群星は未だ念頭を去らず、静かに燈をつて書を読まんとするに、我が心はなほ彼にあり。
一夕観 (新字旧仮名) / 北村透谷(著)