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ぶんかく
ふりがな文庫
“ぶんかく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
文角
50.0%
分劃
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
文角
(逆引き)
何時
(
いつ
)
のほどにか来りけん、これなん黄金丸が
養親
(
やしないおや
)
、
牡牛
(
おうし
)
文角
(
ぶんかく
)
なりけるにぞ。「これはこれは」トばかりにて、二匹は再び
魂
(
きも
)
を消しぬ。
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
さてまた牡丹が
雄
(
おっと
)
文角
(
ぶんかく
)
といへるは、
性来
(
うまれえて
)
義気深き牛なりければ、花瀬が遺言を堅く守りて、黄金丸の養育に、
旦暮
(
あけくれ
)
心を傾けつつ、
数多
(
あまた
)
の
犢
(
こうし
)
の
群
(
むれ
)
に入れて。
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
さきに
文角
(
ぶんかく
)
ぬしが物語に、
聴水
(
ちょうすい
)
といふ狐は、かつてわが父
月丸
(
つきまる
)
ぬしのために、尾の尖
咬
(
かみ
)
切られてなしと聞きぬ。今彼の狐を見るに、尾の尖
断離
(
ちぎ
)
れたり。恐らくは聴水ならん。
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
ぶんかく(文角)の例文をもっと
(1作品)
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分劃
(逆引き)
主客
(
しゅかく
)
は一である。
主
(
しゅ
)
を離れて
客
(
かく
)
なく、客を離れて主はない。吾々が主客の別を立てて
物我
(
ぶつが
)
の
境
(
きょう
)
を判然と
分劃
(
ぶんかく
)
するのは生存上の
便宜
(
べんぎ
)
である。
野分
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
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