“ぶらく”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ブラク
語句割合
部落92.3%
聚落7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
みさきの道を出て、いよいよ本村にはいるころから、みんなはしぜんと小声にしゃべっていた。一本松の村までにはいくつかの町や村の、たくさんの部落ぶらくがあった。
二十四の瞳 (新字新仮名) / 壺井栄(著)
いままでにも、たくさんの部落ぶらくを通りすぎてきたのですが、どの家にもよってみようとはしませんでした。
三条小鍛冶さんじょうこかじという名工がひところ住んでいて、それから、ここの池の水が、刀をつのによいというので、諸国から、刀鍛冶が集まって、いつのまにか、一つの鍛冶聚落ぶらくができていた。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)