“コタン”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:こたん
語句割合
部落50.0%
巨旦25.0%
臣旦25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「おれはああいう部落コタンがすきだ、あそこに住んでみたいものだ」
おなじく神の來る夜の民俗は、武塔フタフ神を拒み、或は宿した巨旦コタン將來・蘇民ソミン將來の民譚(備後風土記逸文)をも生んで居る。此は新甞の夜とは傳へて居ない。
備後風土記逸文の蘇民将来ソミンシヤウライ臣旦コタン将来に宿を乞うた武塔フタウ天神は、行きには一人だが、八年目の帰り途には、八人のみ子を連れて居たとあるから、群行である。
まれびとの歴史 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)