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部落
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コタン
ふりがな文庫
“
部落
(
コタン
)” の例文
御維新の少し
前頃
(
まへごろ
)
、北海道
有珠
(
うす
)
のアイヌ
部落
(
コタン
)
にキクッタとチャラピタといふ二人の少年がゐました。キクッタは十七で、チャラピタは一つ下の十六でした。
熊捕り競争
(新字旧仮名)
/
宮原晃一郎
(著)
「おれはああいう
部落
(
コタン
)
がすきだ、あそこに住んでみたいものだ」
あの世の入口:――いわゆる地獄穴について――
(新字新仮名)
/
知里真志保
(著)
部落
(
コタン
)
で、十五歳から十八歳までの少年で、一ばん早く、一ばん大きな熊をとつたもの、または一番沢山の数をとつた者には
会所
(
くわいじよ
)
のお役人からりつぱな鉄砲を一
挺
(
てう
)
下さる。
熊捕り競争
(新字旧仮名)
/
宮原晃一郎
(著)
そして
部落
(
コタン
)
ではその人をやがて
酋長
(
しゆうちやう
)
の候補者にしよう
熊捕り競争
(新字旧仮名)
/
宮原晃一郎
(著)
“部落”の意味
《名詞》
部落 (ぶらく)
比較的少数の民家が集まり構成する地域の共同体で、地縁団体として形成される市町村の単位となっている地区。
被差別部落。
(出典:Wiktionary)
部
常用漢字
小3
部首:⾢
11画
落
常用漢字
小3
部首:⾋
12画
“部落”で始まる語句
部落々々
部落中
部落内
部落長
部落全体
部落散在