“蘇民”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ソミン50.0%
そみん50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
而も序に引いた武塔神の神話も、再、蘇民ソミン將來の家に御子神たちを連れて來られることになつて居る。其二度目のおとづれは、秋であつた。
おなじく神の來る夜の民俗は、武塔フタフ神を拒み、或は宿した巨旦コタン將來・蘇民ソミン將來の民譚(備後風土記逸文)をも生んで居る。此は新甞の夜とは傳へて居ない。
右の話が天つ神の新嘗にいなめ物忌ものいみの日に、富士と筑波と二処の神を訪れて、一方は宿を拒み他方はこれを許したという物語、巨旦将来こたんしょうらい蘇民そみん将来の二人の兄弟が
山の人生 (新字新仮名) / 柳田国男(著)