“ぶっぱら”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
打払66.7%
斬払33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
高橋を渡って海辺大工町うんべだいくちょうを曲り、寺町から霊岸前へ先廻さきまわりをして、材木屋の処にかくれて居て、侍の向うずね打払ぶっぱらって遣ろうと思い、しきりとねらって居りますると
「竹竿で足を打払ぶっぱらえ」
大菩薩峠:13 如法闇夜の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
と左右から小太い竹の息杖を押取おっとって打って掛りましたが、打たれるような人ではない、ヒラリと身をわしながら、木剣作りの小脇差を引抜き、原文の持ってる息杖を打払ぶっぱら
賤「新吉さんお前こゝにいてはいけないよ、どんな事が有っても詮方しかたがないから土手へ連れて行って彼奴あいつ斬払ぶっぱらっておしまいよ」
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)