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ふさふさ
ふりがな文庫
“ふさふさ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
房々
83.3%
総々
16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
房々
(逆引き)
パッパッと馬をあおらせて、
房々
(
ふさふさ
)
した髪の毛を
靡
(
なび
)
かせて、お
綺麗
(
きれい
)
な顔一杯に汗ばんで……これも村中の大評判でございました。
墓が呼んでいる
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
房々
(
ふさふさ
)
とした
尻尾
(
しっぽ
)
がひどくゆたかな穂のようにぴんと立って、それがついと闇に消えた。野の狐がまよいだしていたのであろう。
石狩川
(新字新仮名)
/
本庄陸男
(著)
ふさふさ(房々)の例文をもっと
(25作品)
見る
総々
(逆引き)
来月の
忙
(
せわし
)
さを見越して、村でも此月ばかりは
陽暦
(
ようれき
)
で行く。大麦も小麦も見渡す限り穂になって、
緑
(
みどり
)
の畑は夜の白々と明ける様に、
総々
(
ふさふさ
)
とした白い
穂波
(
ほなみ
)
を
漂
(
ただよ
)
わす。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
雲の長髪は有名であったが、その後なにに感じてか五分がり頭になって雲入道と改名、見た目も貧弱で引き立たぬと思ったら、また一年ほどすると
総々
(
ふさふさ
)
とした長髪に返った。
明治世相百話
(新字新仮名)
/
山本笑月
(著)
ふさふさ(総々)の例文をもっと
(5作品)
見る
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