“ふさふさ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
房々82.8%
総々17.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
パッパッと馬をあおらせて、房々した髪の毛をかせて、お綺麗な顔一杯に汗ばんで……これも村中の大評判でございました。
墓が呼んでいる (新字新仮名) / 橘外男(著)
房々とした尻尾がひどくゆたかな穂のようにぴんと立って、それがついと闇に消えた。野の狐がまよいだしていたのであろう。
石狩川 (新字新仮名) / 本庄陸男(著)
来月のさを見越して、村でも此月ばかりは陽暦で行く。大麦も小麦も見渡す限り穂になって、の畑は夜の白々と明ける様に、総々とした白い穂波わす。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
雲の長髪は有名であったが、その後なにに感じてか五分がり頭になって雲入道と改名、見た目も貧弱で引き立たぬと思ったら、また一年ほどすると総々とした長髪に返った。
明治世相百話 (新字新仮名) / 山本笑月(著)