“ふくろさま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
母様75.0%
母堂様25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
十日でも二十日でも身動きが出来ねえ、然うすりゃア年をとったお母様ふくろさまはじめ妹御いもうとごも心配だ、其の心配を掛けさせくねえからねえ、然う云う馬鹿があるめえものでもねえのサ
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
安「どう遊ばした、お母様ふくろさましからぬ……何者でござる、しっかり遊ばして」
業平文治漂流奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
田鼠化為鶉、親仁、すなわち意気となる。はッはッはッ。いや。当家こちらのお母堂様ふくろさまも御存じじゃった、親仁こういう事が大好きじゃ、ひら一番ひとつらせてくれ。
錦染滝白糸:――其一幕―― (新字新仮名) / 泉鏡花(著)