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ひんじゃく
ふりがな文庫
“ひんじゃく”の漢字の書き方と例文
語句
割合
貧弱
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
貧弱
(逆引き)
昭和二十四年の夏頃になって、
貧弱
(
ひんじゃく
)
ながらも自分の家に住むことが出来た。いち早く、昔住んでいたひき蛙が数匹現われて、
愛嬌
(
あいきょう
)
を振りまいてくれることに喜びを感じた。
親は眺めて考えている
(新字新仮名)
/
金森徳次郎
(著)
彼はルイザと
同
(
おな
)
じように
小柄
(
こがら
)
で、
痩
(
や
)
せていて、
貧弱
(
ひんじゃく
)
で、少し
猫背
(
ねこぜ
)
だった。
年
(
とし
)
のほどはよくわからなかった。四十をこしている
筈
(
はず
)
はなかったが、見たところでは五十
以上
(
いじょう
)
に思われた。
ジャン・クリストフ
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
このとき聖者の身体から、
絢爛
(
けんらん
)
たる着衣がするすると下に落ちた。と、聖者の肉体がむき出しに出た。が、それは黄いろく乾からびた
貧弱
(
ひんじゃく
)
きわまる身体であった。
霊魂第十号の秘密
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
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