“ひらを”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
拾乎33.3%
平穩33.3%
平緒33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
拾乎ひらを拾乎ひらをまめ拾乎ひらを
蛇くひ (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
おにまめ拾乎ひらを
蛇くひ (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
長野で山崎氏に迎へられ、それから長野電鐵で、須坂すさかを經て平穩ひらをへ行く間に、今朝から快晴を見せてゐた空は、次第に陰鬱になり、白いものをちらちら落して來た。
北信早春譜 (旧字旧仮名) / 野上豊一郎(著)
螺鈿らでん細太刀ほそだちに紺地の水の紋の平緒ひらをを下げ、白綾しらあや水干すゐかん櫻萌黄さくらもえぎに山吹色の下襲したがさね、背には胡籙やなぐひきて老掛おいかけを懸け、露のまゝなる櫻かざして立たれたる四位の少將維盛これもり卿。
滝口入道 (旧字旧仮名) / 高山樗牛(著)