“ひらざむらい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
平侍80.0%
平士20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのほかは旗本から平侍ひらざむらいや足軽までを合わせても、千人には足りなかった。しかもおびただしい数は、簾中以下上﨟じょうろうたちの塗駕ぬりかご輿こしや、被衣姿かずきすがた徒歩かち、駒の背などの傷々いたいたしいものの数であった。
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
加藤九郎次、たぶん徳川家の一平侍ひらざむらいにすぎないものであろう。
新書太閤記:04 第四分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
また言葉の称呼しょうこに、長少の別なく子供までも、上士の者が下士に対して貴様きさまといえば、下士は上士にむかってあなたといい、やれといえばいでなさいといい、足軽が平士ひらざむらいに対し
旧藩情 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)