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ひよどりごえ
ふりがな文庫
“ひよどりごえ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
鵯越
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鵯越
(逆引き)
一方、大将軍九郎御曹司義経は、七日の明方、三千余騎で
鵯越
(
ひよどりごえ
)
にのぼり、人馬を休ませていたが、その騒ぎに驚いたか、
牡鹿
(
おじか
)
二匹、
牝鹿
(
めじか
)
一匹が平家の城の一の谷へ逃げ下りた。
現代語訳 平家物語:09 第九巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
虹の目玉だ、やあ、八千年
生延
(
いきの
)
びろ、と
逆落
(
さかおと
)
しの
廂
(
ひさし
)
はづれ、
鵯越
(
ひよどりごえ
)
を
遣
(
や
)
つたがよ、
生命
(
いのち
)
がけの仕事と思へ。
鳶
(
とび
)
なら
油揚
(
あぶらげ
)
も
攫
(
さら
)
はうが、人間の手に持つたまゝを
引手繰
(
ひったぐ
)
る段は、お互に
得手
(
えて
)
でない。
紅玉
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
銭形平次と八五郎を真っ先に、多勢の者が
鵯越
(
ひよどりごえ
)
の逆落しほどの勢いで、一団となって五重の塔の外へ出た時は、あたりはもう雀色にたそがれておりました。
銭形平次捕物控:227 怪盗系図
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
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(8作品)
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