“ひよどりご”の漢字の書き方と例文
語句割合
鵯越100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鵯越ひよどりごえの荒武者でさへ必要ではなかつた! ジェノバの人コロンブスでも必要ではなかつた! 然り然して裸一貫江戸へのぼつた岩崎弥太郎ですらこれほどの一大勇猛心は持たなかつた! 見給へ諸君
その進路だの、鵯越ひよどりごえの攻略などについては、もう読者の二、三氏から投書もあって、これにも古来の研究や新説が入り交じっているらしい。
随筆 新平家 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そして京都から義経軍の潜行したいわゆる、鵯越ひよどりご間道かんどう”の径路を、その豊かな郷土史の見地から何くれとなく説明された。
随筆 新平家 (新字新仮名) / 吉川英治(著)