“ひょうせつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
剽窃74.3%
剽竊17.1%
氷雪8.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
成島柳北なるしまりゅうほくが仮名まじりの文体をそのままに模倣したり剽窃ひょうせつしたりした間々あいだあいだに漢詩の七言しちごん絶句をさしはさみ、自叙体の主人公をば遊子ゆうしとか小史とか名付けて
夏の町 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
水精ウンディネ風精ジルフェを知ろうとして、クレビエの『筆蹟学グラフォロジイ』までも剽竊ひょうせつする必要はないのだよ。実を云うと、往々失神によって、記憶の喪失を来す場合がある。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
だから、温帯では春夏秋冬がいい割合に訪れて生物をやわらげてくれるが、赤道附近では一年中が夏であり、極地附近は一年中が氷雪ひょうせつじこめられている。