“ひや/\”の漢字の書き方と例文
語句割合
冷々100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
此拍子に応じて三十人の抜き身がぴか/\と光るのだが、是は又頗る迅速な御手際で、拝見して居ても冷々ひや/\する。
坊っちやん (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
「何と巧い言方だらう!」私は快く冷々ひや/\する玻璃盃コツプを握つた儘、一人幽かに微笑んで見た。
所謂今度の事:林中の鳥 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
夜明よあけにひどく冷々ひや/\したつけかんな」おしなはいつて一寸ちよつとくびもたげながら
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)