“ひばり”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ヒバリ
語句割合
雲雀99.4%
鶬鶊0.6%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
よしきり(よしはらすゞめ、行々子ぎやう/\し)は、むぎ蒼空おほぞら雲雀ひばりより、野趣やしゆ横溢わういつしてしたしみがある。
木菟俗見 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
私は彼女の顔を見ながらあねさんかぶりが似合うだろうと思い、空に雲雀ひばりさえずる畑の中にいる彼女の働く姿を容易に想い浮かべることができた。
朴歯の下駄 (新字新仮名) / 小山清(著)
椋鳥むくどりとか雲雀ひばりとかいう地面を恋しがる鳥は、もう段々退去したが、松のあるために枝移りをして、意外な野鳥までがめいめいの庭へ入って来る。
「いけねえいけねえ。そういう溜息ためいきがでた後は、いつでもきまってお体が悪くなる。気をかえて、雲雀ひばりの声でもお聞きなせえ」
鳴門秘帖:03 木曾の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
星と交わるような雲雀ひばりが一つ、非常な高い所で歌っていて、その小さなものが無窮に向かって発する賛歌は広大無辺の空間を静めてるかのようであった。
この歌の左に、「春日遅遅として、鶬鶊ひばり正にく。悽惆せいちうの意、歌にあらずば、はらひ難し。りて此の歌を作り、ちて締緒ていしよぶ」云々という文が附いている。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)