“ひばり”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ヒバリ
語句割合
雲雀99.4%
鶬鶊0.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それはあたかも燃ゆるいばらに似ていた。そしてこの燃えたつ盆地のまん中から、種子と日光とに酔った一羽の雲雀ひばりが舞い上がっていた。
雲雀ひばりが方々の空で鳴いている。多くはこれも自分の畠を持っていて、他処よそへ出て行かぬ時ばかり、最も自由にさえずり得るものらしい。
この歌の左に、「春日遅遅として、鶬鶊ひばり正にく。悽惆せいちうの意、歌にあらずば、はらひ難し。りて此の歌を作り、ちて締緒ていしよぶ」
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)