“レルヘ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
雲雀66.7%
落葉松33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
空には晩春のようにまだ雲雀レルヘが鳴いている、しかしクーライエンは聞えなかった。牛も山羊もみなアルプへ追い上げられて、雪の消えた高原に山草をんでいるのだろう。
その蒼空に、時々おもい出したように雲雀レルヘが鳴く。
スウィス日記 (新字新仮名) / 辻村伊助(著)
原から、上はタンネ落葉松レルヘの交じった密林になって、頭の上の方に見える雪のそばまで、景色に変りはなさそうだ。草の上に寝ころんで、煙草をふかしながら見まわした。
スウィス日記 (新字新仮名) / 辻村伊助(著)
路は花草の中を分けて、やがて、葉をふるった落葉松レルヘの林にさしかかる。
スウィス日記 (新字新仮名) / 辻村伊助(著)