“雲雀(レルヘ)” の例文
空には晩春のようにまだ雲雀(レルヘ)が鳴いている、しかしクーライエンは聞えなかった。牛も山羊もみなアルプへ追い上げられて、雪の消えた高原に山草を食(は)んでいるのだろう。
その蒼空に、時々おもい出したように雲雀(レルヘ)が鳴く。
スウィス日記 (新字新仮名) / 辻村伊助(著)