“ひとひ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ヒトヒ
語句割合
一日92.5%
一火3.8%
終日1.9%
一杼1.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
僕の気のせいででもあるか、民子は十三日の夜からは一日ひとひ一日とやつれてきて、この日のいたいたしさ、僕は泣かずには居られなかった。
野菊の墓 (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
けれど、見ている静のほうが、その一火ひとひ一火ひとひに、骨のしんまでかれるようなこらえに締めつけられていた。
日本名婦伝:静御前 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
差入れのつりがねにんじん雨の日に濡れ来て終日ひとひよく匂ひたり
遺愛集:02 遺愛集 (新字新仮名) / 島秋人(著)
こがねむし拾ひ来し日はをさなめき名付けて終日ひとひひとやに這はす
遺愛集:02 遺愛集 (新字新仮名) / 島秋人(著)
一杼ひとひ一杼とよこをつむ。
織工 (新字新仮名) / 根岸正吉(著)