“ひとご”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
人混70.0%
人込25.0%
人群5.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なにかひどくに落ちかねたような顔つきで、鼻をヒクヒクさせながら、人混ひとごみをかきわけるようにして、出口のほうへ歩いて行った。
香水紳士 (新字新仮名) / 大阪圭吉(著)
私は白紙をクルクルと丸めると、着物のたもとに無造作に投げこんだ。そして嬉しさにワクワクする胸をおさえて、表玄関の人込ひとごみの中を首尾よく脱出したのだった。
柿色の紙風船 (新字新仮名) / 海野十三(著)
また人群ひとごみにわれは来りつ
忘春詩集:02 忘春詩集 (新字旧仮名) / 室生犀星(著)