“ひでおみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
秀臣66.7%
英臣33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さきほど高橋たかはし秀臣ひでおみ〕君の建議があったが、私は至極ご同意である。もしそういう場合に、高橋君のような若い人達が遊説に出れば、——私は足が悪い。
〔憲政本党〕総理退任の辞 (新字新仮名) / 大隈重信(著)
行者達の魂ごいの呼ばい声・鈴の音は遠く消え去り、取り残されたように神楽かぐらの笛の音がかすかにしている。左手より清原きよはら秀臣ひでおみ小野おのむらじ、話し合いながら登場。
なよたけ (新字新仮名) / 加藤道夫(著)
清原ノ秀臣ひでおみ、同じように横笛を片手に、丘の向側からつと文麻呂の背後に現れた。
なよたけ (新字新仮名) / 加藤道夫(著)
清原きよはら秀臣ひでおみ
なよたけ (新字新仮名) / 加藤道夫(著)
「その……手紙を御覧なさいましたら、もうお疑はありますまい。それは貴女の御父上おとうさん英臣ひでおみさんが、御出征中、貴女の母様おっかさんが御宅の馬丁貞造と……」
婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
年紀としは二十七。じゅ五位くん三等、さきの軍医監、同姓英臣ひでおみの長男、七人の同胞きょうだいうちに英吉ばかりが男子で、姉が一人、妹が五人、その中縁附いたのが三人で。
婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)