“ひっくりか”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
転覆50.0%
25.0%
顛覆25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
巳「何でげす/\、転覆ひっくりかえしたのかえ、もう燃え出したかえ」
「父さん、お舟——父さん、お舟——」と強請ねだるようにする子供の声をこの下座敷でよく聞いたばかりでなく、どうかすると机はひっくりかえされて舟の代りになり
新生 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
七年以来このかた手紙もねえからひょっと船でも顛覆ひっくりかえって海の中へ陥没ぶちはまってしまったか、又は沢山金を持って居りやしたから、泥坊に金をられたのではないかと、出た日を命日と思っていたが