“ばくげき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
駁撃61.5%
莫逆26.9%
爆撃11.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と、僕は最後まで聞き取れなかったが、数字をもってこれを駁撃ばくげきすると、先の男が手帖てちょうを出して何か計算する。その間にまた一方から
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
先生の親友しんゆう高橋順益たかはしじゅんえきという医師いしあり。いたっ莫逆ばくげきにして管鮑かんぽうただならず。いつも二人あいともないて予が家に来り、たがいあい調謔ちょうぎゃくして旁人ぼうじんを笑わしめたり。
学童疎開がくどうそかいがやかましくなり、博雄の学校も長野県の田沢へ疎開することになった。時は昭和二十年四月頃である。三月爆撃ばくげきのあと人心すこぶる不安であったからである。
親は眺めて考えている (新字新仮名) / 金森徳次郎(著)