“はんねん”の漢字の書き方と例文
語句割合
半年100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
静岡しずおかの何でも町端まちはずれが、その人の父が其処そこの屋敷に住んだところ、半年はんねんばかりというものは不思議な出来事が続けさまで、発端は五月頃、庭へ五六輪
一寸怪 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
千萬かたじけなしと追從たら/\連立つれたちつゝ御殿場へ來りて條七方の同居どうきよとなり半年はんねんばかりも厄介やくかいに成し中條七は馬を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
過去半年はんねん良人をつとおもふ為に痩せ細つた自分は、欧洲へ来て更に母として衰へるのであらうとさへ想はれる。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)