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はけさき
ふりがな文庫
“はけさき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
刷毛先
93.8%
髪先
6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
刷毛先
(逆引き)
実際往来を一つ
隔
(
へだ
)
ててゐる掘割の明るい水の上から、時たま此処に流れて来るそよ風も、
微醺
(
びくん
)
を帯びた二人の男には、
刷毛先
(
はけさき
)
を少し左へ曲げた水髪の
鬢
(
びん
)
を吹かれる度に
鼠小僧次郎吉
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
唐桟
(
とうざん
)
を狭く着て、
水髪
(
みずがみ
)
の
刷毛先
(
はけさき
)
を左に曲げた、人並の風俗はしておりますが、長い鼻、
団栗眼
(
どんぐりまなこ
)
、間伸びのした
台詞
(
せりふ
)
、何となく
犢鼻褌
(
ふんどし
)
が嫌いといった人柄に見えるから不思議です。
銭形平次捕物控:022 名馬罪あり
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
はけさき(刷毛先)の例文をもっと
(15作品)
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髪先
(逆引き)
と被っている手拭を取ると、早四郎ではありませんで、
此処
(
こゝ
)
の
主人
(
あるじ
)
、
胡麻塩交
(
ごましおまじ
)
りのぶっつり切ったような
髷
(
まげ
)
の
髪先
(
はけさき
)
の
散
(
ちら
)
ばった
天窓
(
あたま
)
で、お竹の無事な姿を見て、えゝと驚いてしかみ
面
(
つら
)
をして居ります。
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
はけさき(髪先)の例文をもっと
(1作品)
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