“はいぜん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
沛然85.5%
配膳12.7%
陪膳1.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
沛然はいぜんとして金銀の色に落ちて来た、と同時に例の嫁入よめいり行列の影は何町なんちょうったか、姿は一団の霧に隠れてらにすかすも見えない。
菜の花物語 (新字新仮名) / 児玉花外(著)
配膳はいぜんが終ると主催者が起つて挨拶あいさつをはじめ、次いで長々と狸肉の味について、その蘊蓄うんちくを傾けるのである。
たぬき汁 (新字旧仮名) / 佐藤垢石(著)
しかし中古饗宴の際の仲居の役廻りには、後取しんどり陪膳はいぜん役送やくそう手長てながとあって、それぞれ受持ちが違っておった様である。
手長と足長:土蜘蛛研究 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)