“後取”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あとと40.0%
あととり40.0%
しんどり20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
後取あととりにする内弟子のふうちゃんより、名取りのおなっちゃんより私を可愛がって、御自慢で附合さらいに連れ廻った。
どうかして出来る事なら自分でれてゐたいと言はれるんですけれど、あれはこちらの後取あととりなんだからさういふ訳にも行かないしね。——どうも仕方がないんですよ。
桑の実 (新字旧仮名) / 鈴木三重吉(著)
しかし中古饗宴の際の仲居の役廻りには、後取しんどり陪膳はいぜん役送やくそう手長てながとあって、それぞれ受持ちが違っておった様である。
手長と足長:土蜘蛛研究 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)