“ねっぷう”の漢字の書き方と例文
語句割合
熱風100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あえて意識いしきしない共和きょうわと、たがいの援護えんごがそこに生まれた。すそをあおるほのお熱風ねっぷうよりは、もっと、もっと、つよい愛を渾力こんりきで投げあった。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
やわか! と必死ひっしな藤次、うしろのたまりでは仲間なかまの者は、ワーッと熱風ねっぷうのような声援せいえんおくったが、だめ、だめ、だめ、一しゃく、二尺、三尺——すでに七、八尺、やりいつめられた祇園藤次ぎおんとうじ
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)