トップ
>
にんきょう
ふりがな文庫
“にんきょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
任侠
72.7%
仁侠
27.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
任侠
(逆引き)
父が持って生れた
任侠
(
にんきょう
)
の性質は、頼まるゝ
毎
(
ごと
)
に連帯の判も
捺
(
お
)
した。手形の裏書もした、取れる見込のない金も貸した。
真珠夫人
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
ですから、時に、暴を働き、治を
紊
(
みだ
)
し、徒党となっては群盗と変じ、散じては良民を
掠
(
かす
)
め、
野伏
(
のぶせ
)
り野武士などの名をもって呼ばれていますが、その本質は
豪放
(
ごうほう
)
任侠
(
にんきょう
)
です。
新書太閤記:03 第三分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
にんきょう(任侠)の例文をもっと
(16作品)
見る
仁侠
(逆引き)
Yの
権高
(
けんだか
)
な気風と、徹底した利己主義に、雪子はやゝ超人的な崇高な感じは受けたが、下町娘の持つ
仁侠
(
にんきょう
)
的な志気はYにひどい反抗と憎みを持つた。
過去世
(新字旧仮名)
/
岡本かの子
(著)
其処へ養母によって
仁侠
(
にんきょう
)
とたんかと、歯切れのよい
娑婆
(
しゃば
)
っ
気
(
け
)
を吹き込まれたのだ。そうした彼女は養母の
後立
(
うしろだ
)
てで、十四歳のおりはもう立派な芳町の浜田屋小奴であった。
マダム貞奴
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
にんきょう(仁侠)の例文をもっと
(6作品)
見る
検索の候補
をとこだて
にんけふ