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にざんせう
ふりがな文庫
“にざんせう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
煮山椒
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
煮山椒
(逆引き)
やがて、とろ/\の
目許
(
めもと
)
を、
横合
(
よこあひ
)
から
萌黄
(
もえぎ
)
の
色
(
いろ
)
が、
蒼空
(
あをぞら
)
の
其
(
それ
)
より
濃
(
こ
)
く、ちらりと
遮
(
さへぎ
)
つたのがある。
蓋
(
けだ
)
し
古樹
(
ふるき
)
の
額形
(
がくがた
)
の
看板
(
かんばん
)
に
刻
(
きざ
)
んだ
文字
(
もじ
)
の
色
(
いろ
)
で、
店
(
みせ
)
を
覗
(
のぞ
)
くと
煮山椒
(
にざんせう
)
を
賣
(
う
)
る、これも
土地
(
とち
)
の
名物
(
めいぶつ
)
である。
松の葉
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
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