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なばかり
ふりがな文庫
“なばかり”の漢字の書き方と例文
語句
割合
名計
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
名計
(逆引き)
あのやうな狸の忘れられぬは何の因果かと胸の中かき廻されるやうなるに、我れながら未練ものめと叱りつけて、いや我れだとて其樣に何時までも馬鹿では居ぬ、お力などゝ
名計
(
なばかり
)
もいつて呉れるな
にごりえ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
あのやうな
狸
(
たぬき
)
の
忘
(
わす
)
れられぬは
何
(
なん
)
の
因果
(
ゐんぐわ
)
かと
胸
(
むね
)
の
中
(
なか
)
かき
廻
(
まわ
)
されるやうなるに、
我
(
わ
)
れながら
未練
(
みれん
)
ものめと
叱
(
しか
)
りつけて、いや
我
(
お
)
れだとて
其樣
(
そのやう
)
に
何時
(
いつ
)
までも
馬鹿
(
ばか
)
では
居
(
い
)
ぬ、お
力
(
りき
)
などゝ
名計
(
なばかり
)
もいつて
呉
(
く
)
れるな
にごりえ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
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